【がるざ推し調教過程】2022年皐月賞G1

がるざ馬 今週の「がるざ馬」

こんにちは。「がるざ」です

簡単なプロフィールはこちらになっていますhttps://garza-blog.com/profile/

今回の「皐月賞」につきましては試験的にブログの方で調教評価の詳細を解説させて頂きます

あまり評価が良くない場合は1回きりで終わるかもしれませんのでご了承下さい

毎週Twitterの方でメインレースを中心に調教を評価させて頂いていましたが、全頭詳細を分かりやすく伝えたくこちらの方に掲載させて頂きました

今回は「がるざ推し調教過程」です

  • 競馬関係者目線で専門的に紐解いています
  • レースまでの調教過程を各々に評価しています

「がるざ馬」についてはこちらからhttps://garza-blog.com/training-assistant-direct-transmission-three-garuza-horse/

それでは早速解説していきます

【がるざ推し調教過程】レースまでの調教過程を各々に評価

「がるざ推し調教過程」

あくまでもレースまでの調教過程のみを各々に評価しています

  • A評価→理想的
  • B評価→ひと押し足らず
  • C評価→過程バランス悪い
  • +☆→特注馬

他のファクターは一切含んでおりませんので馬券検討の際は加味して考えて頂けると助かります

必ず調教過程が良いからと言って結果に結びつくとは限りませんが、中間に馬体異常や状態の変化を見抜くことはできます

とはいえ、あくまでも個人的見解です。最終判断は自己責任でお願いします

それでは少しでも競馬初心者の参考になるよう解説していきます

【調教過程】枠順に評価

1枠1番 ダノンベルーガ B

  • 在厩調整。W6F83秒〜84秒3本で量は足りているように見えるが内側を通っているため本来の6Fの時計と同じではない
  • 坂路で時計を出してないことから背・腰に不安があるように感じる
  • 中間は馬なりばかりで疲れが抜けきっていない印象
  • 2ヶ月間隔があるにも関わらず、強め以上に追われてないことがレースで追われたときの反応に影響する可能性はある

1枠2番 アスクビクターモア A

  • コメントから短期放牧明け(調教過程から在厩と思っていた)
  • おそらくレース後8日か9日に放牧、23日か24日に帰厩。2週間だけ放牧に出し26日に15−15で乗られる。詰まった間隔の入退厩からの乗り込みが早いのをどう判断するか難しいが、ディープ産駒らしい筋肉の回復が早いと考えることもできる
  • 15−15が放牧後の初時計だけで中間すでに仕上がっていると判断
  • 弥生賞を使ったにもかかわらず、W6F 82秒3本出していて量は十分すぎるほど乗られている
  • 気になるのは、最終追い切りがオーバーワークになったように感じる。すでに仕上がっているのなら7日の追い切り時計ぐらいを馬なりで流す程度で走ってほしかったのが本音。小さな問題かもしれないが競走馬には少なからず影響はある

2枠3番 トーセンヴァンノ C

  • レース後の初時計が6日と遅く回復に手間取っている印象
  • 1本目から一杯は負荷をかけたというより動かなかった
  • 追い切り映像からもトモに違和感あり

2枠4番 キラーアビリティ B

  • 長期休み明けでCW6F84〜85秒を5本、CW6F81秒を1本と量は足りているが質が足りなく感じる
  • 長期休養のためCW6F80秒〜82秒ぐらいを2本は出して欲しかった。5F〜3Fの時計も全体的に遅くしっかり負荷をかけている感じがない。イメージとしては同じ栗東のダンテスヴューの7日の追い切り、ジャスティンパレスの6日の追い切りぐらいの時計がもう1本欲しかった
  • 10日の時計が速すぎで馬に負荷がかかりすぎている(15−15でよかった)
  • 中間しっかり乗られているにもかかわらず最終追い切りに迫力がなかった

3枠5番 グランドライン A

  • 乗り出しや中間の時計が良く順調そのもの
  • 気になるのは、間隔が詰まっているので最終追い切りは5Fからの時計でよかったのではと思うが輸送も近いので些細なこと

3枠6番 ジャスティンロック B

  • 在厩か短期放牧か分からないが(おそらく在厩)在厩なら初時計日が遅く、しっかりと間隔を開けられてきた。その分、中間も順調に調整されている
  • 気になるのは、間隔が取られているのにCW6F82秒〜83秒の時計がないこと。前走余裕残しの仕上げなので、しっかり仕上げてもよかったのではと感じる

4枠7番 ボーンディスウェイ A☆

  • 在厩調整。乗り出しや中間の時計が理想的
  • 1週前にしっかりやられ、当週も強すぎず軽すぎずでバランスが良い

4枠8番 ダンテスヴュー B

  • 中間にCW6F82秒〜83秒を2本乗られて順調に感じていたが、最終追い切りが軽すぎるのが気になる
  • 厩舎的に当週軽くやるのは分かるが軽すぎないか心配。これが意図的であるのなら問題ないが先週の追い切りの反動が残っていたり、中間カイバを食べていないかもしれないので当日のパドック気配は確認必要

5枠9番 サトノヘリオス B

  • レース後の時計の出し方は良かったが10日の時計は負荷がかかり過ぎている
  • 最終追い切りも輸送があるのでもっと軽くてもよかった

5枠10番 ジャスティンパレス A☆

  • 長期放牧明け。中間CW6Fから80秒切るのを1本、6F82秒を一杯に追われたのを1本で計2本負荷の掛かっている調教ができている
  • 最終追い切りは輸送もあるので軽め。メリハリがついた好調教
  • 前走は直前もしっかり追われてからの競馬というのを考えれば、今回の方が馬はリラックスできメンタル的にも良いと思う

6枠11番 オニャンコポン B

  • 3ヶ月の放牧明け。中間は十分すぎる量を乗り込まれているが3月13日に初時計から4月3日までペースが上がって来なかったのが気になる
  • 1週前に坂路で追われ負荷を掛けたが、足りなく感じたのか9日にも追い切り並みの時計を出してきた
  • 9日の効果なのか最終追い切りの動きから変化を感じるが、全体的にW5F〜6Fの時計に負荷が掛かっておらず量は足りているが質が足りなく感じるので、乗り込み量でどこまでカバーできるか

6枠12番 ドウデュース A☆

  • 在厩調整。プール併用のCW7Fから時計を出して6F82秒を2本しっかり負荷を掛けられている。前走余裕残しを考えると質・量とも万全に見える
  • 最終追い切りは、ほぼ15−15で終いだけの追い切り。実質2本での競馬だが10日もCWで同じような時計を出し輸送を考えれば完璧な調整過程
  • 前哨戦を使われた割には中間しっかり乗られているので当日のパドック気配は確認する必要があるが、おそらく意図的なものであり問題ない

7枠13番 ビーアストニッシド C

  • 1週前にしっかり追われたのは好感だったが、最終追い切りの時計が速くなりすぎていて輸送を考えれば負荷が掛かり過ぎている
  • 馬にストレスが掛かっているので当日の気配確認必要
  • 騎手からすると、この追い切りでは良いイメージで競馬ができないのではないか

7枠14番 ジオグリフ B 

  • 短期放牧明け。Wで合計3本うち6F83秒〜84秒を2本、坂路も乗られ量は足りている
  • 質に関しては、馬なりばかりで放牧明けにしてはしっかり追われてないのが気になる
  • Wの時計に関しても4F〜3Fの時計が遅くペースアップしたときに不安がある

7枠15番 ラーグルフ B

  • 在厩調整。初時計まで間隔をしっかり取られていて、疲れが抜けるのに時間が掛かっている印象
  • 最終追い切りに関しても、間隔を取った割に時計を出してきたので出来落ちしないか心配

8枠16番 デシエルト B

  • レース間隔が詰まっているので7日に初時計
  • 1本目の時計がレース後にしては速すぎで中間の調整が難しかったはず
  • 疲れが抜けきってない状態での7日の時計の影響なのか最終追い切りの動きに迫力がない
  • 間隔が詰まっている状態での一杯追い2本と輸送は馬には辛い

8枠17番 マテンロウレオ A

  • 前哨戦を使っているが関係ないぐらいに仕上げてきた。CW7Fから2本一杯に追われ、坂路でも負荷を掛け万全な過程
  • お釣りがないような仕上がりで最終追い切りは馬が少しフラついていた
  • 中間の過程は文句ないが、輸送もあるので最終追い切りは4F54秒〜55秒がよかったと個人的意見

8枠18番 イクイノックス A☆

  • 長期放牧明け。中間Wで7Fから時計を出し6F82秒を2本と当週も6F84秒、坂路も乗られ過程に問題はない
  • ノーザンF系列の牧場でしっかり乗られているのであれば、量と質は足りているので能力次第で好勝負できる
  • 気になるのは追い切りでしっかりと追われていない点。間隔が開いているのでレースで追われて反応できるか不安(ダノンベルーガと同じ理由)はあるが現状のバランスが良く見え、追ってからも反応できると個人的判断する

まとめ

今回は初めて「がるざ推し調教過程」を詳しく紹介してみました

  • あくまでも個人的意見で馬の本質から解説している
  • 馬券購入は、その他ファクターも含めて検討する必要がある
  • あくまでレースに向けての調教過程で最終追い切り評価ではない

皆さんが知っている調教(追い切り)とは少し違う過程という部分に焦点を当てています

本来、調教を紐解くには次の2つから考える必要があるからです

  • 最終追い切りの内容
  • レースまでの調教過程

別の記事で調教に関して、なぜ分けているのか説明していますので参考にしてみて下さいhttps://garza-blog.com/training-assistant-direct-transmission-three-garuza-horse/

説明不足に感じるかもしれませんが競馬関係者としての個人的な意見を書かせて頂いています

競馬に絶対はありません

妄信せず最終判断は自己責任でお願いします

皆さんの週末が楽しい競馬ライフになるよう少しでも参考になれば嬉しいです

それではまた👋

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2022年皐月賞「最終追い切り評価」はこちらhttps://garza-blog.com/this-weeks-garzauma-2022-satsuki-sho-g1/

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