【今週のがるざ最終調教推奨馬】2023年ジャパンカップ（GⅠ）

こんにちは、がるざです。簡単なプロフィールはこちらになりますhttps://garza-blog.com/profile/

先週のマイルCS（GⅠ）の最終調教推奨馬の結果や振り返りは、GⅠ限定配信ジャパンカップ（GⅠ）１週前追い切り推奨馬の方で簡単に解説しています。よかったらこちらをご覧下さいhttps://garza-blog.com/2023-japan-cup-g1-1-week-prior-chasing-evaluation-and-recommended-horses/

まずは、簡単にですがジャパンカップ（GⅠ）の１週前追い切り評価はこちらです☟

１週前追い切りが良かった馬やそれ以外の馬が、最終追い切りでどのような動きをしたのか。あるいは、ジャパンカップ（GⅠ）に出走する馬の調教過程はどうなのか、本職目線で解説していきたいと思います。ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです

このブログを読んで頂くことで、ジャパンカップ（GⅠ）に出走する全頭の調子の良し悪しが分かるようになります。さらに、この記事とは別で配信させて頂いている１週前追い切り評価はGⅠのみの限定記事となっています。GⅠになるとJRAが公式で、ほぼ全頭の１週前追い切り動画を公開されています。ですので、１週前追い切りと最終追い切りの詳細な情報量が多くなり記事を分けさせて頂いています。競馬に絶対はないので断言はしませんが、このブログを読んで頂いた方の馬券検討にきっと役に立つはずなので、うっかり見逃したり忘れてしまわないように、お気に入り登録やブックマークして頂くと嬉しいです！

【がるざ推し最終調教推奨馬】2023年 ジャパンカップ（GⅠ）

それでは早速、結論からいきます。最終調教推奨馬はこちら⇩

今回は皆さんも同じ意見かと思いますが、イクイノックスとリバティアイランドの２頭の怪物の戦いだと予想している方が大半を占めていると勝手に思っています。なので、個人的調教推奨馬No.1の大前提として、この２頭以外から選ばせて頂こうかと思っていますので、予めご了承ください

今回も、調教推奨馬の中での個人的・最終調教推奨No.１「がるざ調教推し」もやっていきたいと思います。こちらにつきましては記事の最後に発表しますので、気になる方は最後までご覧下さい。

X（旧Twitter）で発表していた「軸推し候補」、「穴推し候補」につきましては、個人的に応援したい馬「がるざ一頭入魂馬」とセットで続けていきます。ぜひX（旧Twitter）をフォローして頂けると励みになります

それでは、今週も馬券の参考になるように本職目線で以下を参考に調教解説をしていきます

全頭解説なので少し長くなってますが、参考程度に読んで頂けたら嬉しいです

コンセプトや前提

ブログの簡単な説明です

今回はジャパンカップ（GⅠ）の調教解説と最終調教推奨馬です

以下を総合してS〜C評価でランク付けしました

このブログのコンセプトは、競馬好きな皆さんのファクターの１つとなり、調教から調子を判断し馬券的中に繫げてもらう。

そして、ハズレたとしても以下のように感じてもらうことを目的としています

こんな風に感じてくれたら嬉しいです

続いて前提です

全ては個人的評価で独断と偏見

まず、調教評価の簡単な説明をさせて頂きます。大前提として全て個人的見解で、調教のみの評価です

いきなりですが、ここで重要な事を言います

これです→「最後は自分で決める」

この動画を観たからといって必ず馬券が当たったり、必ず調教評価が良いからといって結果に結びつくとは限りません

要は、競馬に絶対はないということです。妄信せずに最終判断は自己責任でお願いします

さらに、その他ファクターやデータも含んでいません。ですので、自らファクターやデータの方を調べて頂き（YouTubeやSNSなどネット上にいくらでもある）、この調教評価を組み合わせて頂いて、馬券を組み立てることをやってみて下さい。そうすることで、誰かの馬券に丸乗りすることなく、馬券を買えるようになるはずです

そして、勝つ人がいれば負ける人もいるように、あくまでも競馬はギャンブルです（このブログはギャンブルとは違った角度から解説しています）。大金を使って帯を取ることや多人数での予想で的中を煽る配信でもありません。買い方や楽しみ方は人それぞれで自由ですので、無理をしない程度に楽しんで各自の馬券スタイルを貫いて下さい。それが一番競馬を楽しむ近道だと思っています

【調教評価の前提】１週前追い切り・最終追い切り・調教過程評価は全く違う

馬券を買うのに調教を参考にするのは非常に有効な手段です。一般的に最終追い切りが注目されますが調教は他にも考えることが沢山あります。

競走馬を知らない人には理解できないこともあるかもしれませんが、「少しでも競馬初心者や競馬が好きな人の参考になれば」との思いで個人的に考えた見解となっています

１週前追い切りとは

１週前追い切り評価とは、レースの１週間前に行われる追い切りを各々に評価しています。こちらにつきましては、（GⅠ）限定配信・「ジャパンカップ（GⅠ）１週前追い切り推奨馬」の方で説明してますのでこちらをご覧下さい。https://garza-blog.com/2023-japan-cup-g1-1-week-prior-chasing-evaluation-and-recommended-horses/

最終追い切り評価とは

最終追い切り評価はレース当週に行われる最終追い切りのみを各々に評価しています

最終追い切りは、時計だけでなく動きから判断することが多いので、「あれ？」と思うこともあるかもしれませんが、分かりやすくS〜Cの４段階で表現させて頂きます

必ず最終追い切りが良いからといって結果に結びつくとは限りません。さらに、大一番に使ってくる馬なのでC評価になることも滅多にありませんので、その点はご了承下さい

レースまでの調教過程評価とは

レースまでの調教過程評価は「普段の調教〜レースまで」の15−15を含む調教過程を各々に評価しています

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、例えば以下のようなことが挙げられます

これらは、本職目線で調教欄や関係者のコメントなどから推測し「少しでも有力馬や出走馬に異常や変化がないか」実際に調教をつけている立場で評価をつけています。

こちらの方もS〜Cの４段階で表現させて頂きます

調教過程もC評価になることは滅多にありませんのでご了承下さい

調教過程においても、その他ファクターやデータは一切含んでおらず個人的見解です

何度も言いますが、妄信せず最終判断は自己責任でお願いします

それでは、馬券の参考になるよう各馬の最終追い切りと調教過程をまとめて解説していきます

ジャパンカップ（GⅠ）最終追い切り評価&調教過程評価

出走予定馬	個人的見解
イクイノックス	イクイノックス 調教過程☟　SS ・中３週のレース間隔での調整です ・レース後から初時計までのタイミングは良いです。中間は15−15が２本と追い切りを１本消化していて、レース間隔が詰まっていますが調教量は十分です。１週前での追い切りは美W7Fと長めから追われましたが、時計的には優秀ですしラスト1F11.4秒と馬なりで好時計をマークしてきました。今回も輸送が短いので週末にも追い切り並みの時計を坂路で消化し、最終追い切りを軽く消化するだけの状態です。前走を余裕残しで使っているだけあって、レコードで走った後でも全く疲れを見せるような感じもなく、当初の予定通りに調整できている調教過程です 最終追い切り☟　SS ・美W5F67.5-1F11.3　併せ外先行・馬なり同入 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・３頭併せの真ん中で追われましたが全く無理をしない時計で、ラスト1Fだけを伸ばすような内容でした。一度レースに使われた中３週ですが、動きの本質自体も前回と遜色ないですし、むしろ前回よりも見ため的に良かったと思います。悪いところを探す方が難しい最終追い切りでした 個人的ポイント ・調教内容全体的に素晴らしい仕上げでの出走となりそうです。調教過程的にここを全力で仕上げにきているようにも見えますが、個人的にはまだ次のレースを見据えているかのような馬の作り方だと思います。最終追い切りの全体時計が5F67秒というのも「最後も行くよ」というメッセージに感じますし、決して手を抜いている仕上げではなく、これぐらい馬に余裕を与えている方がメンタル面や肉体面ではレースに行って楽だと思います。調教の動きや内容からもかなりの上積みを感じさせる仕上げです（前走天皇賞・秋、調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-emperors-sho-autumn-gⅰ/
イレジン	イレジン（外国馬） 調教過程☟　評価できず ・海外（フランス）からの遠征となります ・中５週のレース間隔での調整です。前走は10月15日のフランスでのレースです 最終追い切り☟　評価できず ・ほぼ15−15で、軽めのキャンター調整となっています ・動画が短くて、さすがに評価できませんでした 　 個人的ポイント ・左回りに良績がありますが、時計のかかる馬場の方がパフォーマンスを上げてきそうに感じます。調教からは評価できず大変申し訳ありません
インプレス	インプレス 調教過程☟　A ・中６週のレース間隔での調整です ・レース間隔空きましたが、中間は15−15が４本と追い切りを４本消化していて調教量は十分です。４週連続CW6Fと長めから追われ、そのうち３本を一杯と負荷もかけられてきていますが、直近は2週連続でラスト1Fの時計を要してしまう内容となっています。１週前の動きも全体時計は良かったのですが、直線では動ききれなかったので最終追い切りでの動きの本質確認は必要ですが、休み明けでもしっかりと乗り込んできている調教過程だと思います 最終追い切り☟　A ・CW6F84.2-1F11.5 　併せ外先行・強め先着 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・外を回って先行していたので全体時計は評価できませんが、ラスト1Fは素晴らしい伸びを見せていました。まだ少し馬が間延びしていて走りのバランスは改善が必要ですが、１週前よりも直線での動きに素軽さや迫力が出てきました。ここにきてようやく動きの本質も良化してきましたし、この馬なりに動けていた最終追い切りです 個人的ポイント ・少しレースが空きましたが調教過程から、この馬なりに仕上げてきたように感じます。１週前の動きは物足りなさがあったんですが、一杯に追われたことで最終追い切りでの動きは良化していました。もともと調教で動く馬なので完璧な仕上がりではないでしょうが、それなりに走れても良さそうです（前走、京都大賞典・調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-kyoto-grand-prize-gii/
ウインエアフォルク	ウインエアフォルク 調教過程☟　 C　 ・中３週のレース間隔での調整です ・レース後、初時計まで間隔を取って疲労回復に努めました。一度レースに使われましたが、中間は追い切りを１本のみ消化しています。調教量は少し足りませんし、1週前追い切りでも目立つ動きではありませんでした。負荷の面でも物足りないですし、さすがにこの調教過程的では厳しい戦いになりそうです 最終追い切り☟　 B ・美W6F82.8-1F11.8　併せ内追走・馬なり同入 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計的には平凡でラスト1Fの伸びも物足りませんでした。この馬なりの動きなんでしょうが、全体的に迫力のない動きで、直線での反応も悪かったです。今回は目立たない最終追い切りでした 個人的ポイント ・１週前追い切りや調教過程で物足りなさがあります。最終追い切りでの動きはこの馬なりに悪くないんですが、どうしてもここに入ると目立たない走りに見えます。もう少し動きの本質が改善されてきて欲しいですし、今回の仕上がりでは厳しそうです
ヴェラアズール	ヴェラアズール 調教過程☟　A ・中６週のレース間隔での調整です ・中間はプール併用しています。レース間隔空きましたが、今回の過程では15−15が３本と追い切りを２本消化していて調教本数は足りています。２週連続CW6Fから追われましたが、2週前は時計的に物足りない内容でした。1週前こそ一杯に追われ時計的な負荷はかけられていますし、ラスト1Fも11.5秒と動けてはいました。まだまだ良化してきそうですし、最終追い切りでの動きの変化が必要に感じる調教過程です 最終追い切り☟　A ・坂路4F53.7-1F12.6　単走一杯 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・最終追い切りは坂路単走で追われましたが、全体時計は及第点でもラスト1Fの動きは物足りなかったです。もともと坂路で目立つ動きをする馬ではないんですが少し頭の高い走りで、直線での迫力や反応がもう少し欲しい内容です。まだ良くなりそうですし、現状では良化途上に感じる最終追い切りでした 個人的ポイント ・CWコースで追われた１週前追い切りの動きは悪くなかったですが、調教過程や最終追い切りの内容からはもっと動けても良さそうに見えました。この馬なりの仕上がりなんでしょうが、現状では一度使われた上積みはあまり大きくなさそうですし、次のレースぐらいで良くなってきそうに感じました（前走、京都大賞典・調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-kyoto-grand-prize-gii/
クリノメガミエース	クリノメガミエース（地方馬） 調教過程☟　評価できず ・中３週のレース間隔での調整です ・地方馬で中間の情報がありません。前走は園田で行われたレースでした 最終追い切り☟　B ・西脇5F70.2　単走強め ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・馬場や時計の比較ができないので評価が難しいですが、動きだけで言えば迫力に欠ける動きで、目立つ感じではなかったです 個人的ポイント ・地方馬なので評価が難しいですが最終追い切りの動きからは、さすがに厳しい戦いになりそうです
ショウナンバシット	ショウナンバシット 調教過程☟　 B ・中４週のレース間隔での調整です ・レース後から初時計までのタイミングは良いです。中間は15−15が３本と追い切りを２本消化していて、調教量は十分です。2週前はCW4Fから追われ、１週前での追い切りはCW5F70秒と全体時計が軽かったですがラスト1F11.2秒と終いだけ負荷をかけてきました。動きは悪くないですが全体的に時計面での負荷が物足りない調教過程となっています 最終追い切り☟　B ・坂路4F52.1-1F12.4　単走強め ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計的には及第点ですし、この馬なりに悪い動きではなかったです。欲を言えば、動きにもっと迫力が欲しいですし、残り1Fで追われてからの反応が物足りませんでした。今回はそこまで目立つ感じの最終追い切りではなかったです 個人的ポイント ・今回は調教全体としては目立ったところはなかったです。１週前や最終追い切りでも、この馬なりには動けているんでしょうが、現状は動きの本質に物足りなさがあります。この秋は、適度に使われているだけあって、そこまでの上積みは感じない仕上がりです（前走、菊花賞・調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-kikuka-sho-gⅰ/
スタッドリー	スタッドリー 調教過程☟　B ・２ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間は15−15が２本と追い切りを１本消化していますが、調教量は物足りない内容となっています。1週前はCW6Fから馬なりで追われましたが、全体時計87.7秒と遅くラスト1Fは12.1秒と負荷の面でも物足りません。GⅠという舞台で休み明けということを考えれば、攻めてきていない調教過程です 最終追い切り☟　B ・CW6F81.4-1F12.1　併せ内追走・一杯先着 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・３頭併せの真ん中で追われ全体時計は優秀ですが、ラスト1Fは手応えのわりに伸びが物足りませんでした。動きは悪くないんですが、直線で併せてからも少し頭が高くなる走りで、騎手騎乗でしたが併せた相手と同じくらいの手応えでした。この馬なりの動きかもしれませんが、今回は目立たない最終追い切りでした 個人的ポイント ・１週前の動きは良かったんですが、最終追い切りやそれまでの調教過程を見る限り、馬の中身ができていない動きに見えました。もう少し調教では動く馬で、それを考えれば時計面での負荷も物足りません。余程恵まれない限り厳しい戦いになりそうな仕上げに感じます
スターズオンアース	スターズオンアース 調教過程☟　A ・６ヶ月半の休養明けでの調整です（前走取り消しで再調整） ・前回予定していた天皇賞・秋までに乗り込まれていて、回避後２週間空けての再調整となっています。再び乗り出してからは、中間15−15が２本と追い切りを２本消化していて調教本数は足りていますが、負荷の面では物足りない内容です。１週前での追い切りは長めから追われましたが、時計的には及第点で動きも目立ちませんでした。一度仕上げられた牝馬の再調整と考えれば、そこまでの負荷も必要ないのかもしれませんが、最終追い切りでどこまで上向いてくるかといった調教過程です 最終追い切り☟　A ・美W6F81.5-1F11.4　併せ内追走・強め先着 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・全体時計、ラスト1Fの時計ともに好時計をマークしてきました。全体時計が速いなかでも直線で追われてからは、反応良く伸びてきました。先週よりも動きが良化していますし、ようやくこの馬本来の動きになってきたように感じます。取り消し後で、まだ不安な点は残されていますが、なんとか形になった最終追い切りでした 個人的ポイント ・１週前は動きに物足りなさがありましたが最終追い切りでは、この馬本来の動きで迫力や鋭さも出てきました。見た目には動きが良さそうですし、この馬なりに仕上げてきています。調教過程でも解説しましたが、この馬は牝馬なので先週のナミュールや今回出走するリバティアイランドみたいに、そこまで仕上げなくても走るのが牝馬なんですが、個人的には最終追い切りを馬なりでマークできないあたり、取り消した影響（右前の蹄）があると思っています。ですが、レースに行けば馬に気が入って痛さを忘れ、走ってしまうパターンもあるので注意は必要です
タイトルホルダー	タイトルホルダー 調教過程☟　S ・２ヶ月の休養明けでの調整です ・中間はプールを併用しています。レース間隔空きましたが、今回の過程では15−15が４本と追い切りを３本消化していて調教量は十分です。３週連続美W5Fから追われラスト1Fはともに11秒台をマークし、１週前は一杯に追われ時計的な負荷もかけてきています。中間に6Fの時計がないですが、休み明けにしてはしっかりと乗り込まれた調教過程で、最終追い切りでの動きの本質が良化していれば楽しみな１頭になりそうです 最終追い切り☟　A ・美W5F65.9-1F11.4　併せ内追走・馬なり同入 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・5Fからでしたが全体時計、ラスト1Fの時計ともに馬なりで好時計をマークしてきました。コーナーリングに少しぎこちなさがあり、前捌きが硬い走りなんですが、直線で併せてからの動きは良かったと思います。欲を言えば、もう少し迫力が欲しいですが、この馬なりに動きの良かった最終追い切りでした 個人的ポイント ・今回もこの馬なりに動きが良いですが、もともと調教で素晴らしい動きをする馬なので、もっと動けても良いのかなと個人的には思います。調教過程的には、しっかりと負荷をかけてきていますし、この馬なりに力は出せそうです。相手は強いですが、レースで得意なパターンに持ち込めれば好走も可能な仕上がりにはあります（前走、オールカマー・調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-training-recommended-horse-2023-all-comer-gii/
ダノンベルーガ	ダノンベルーガ 調教過程☟　B ・中３週のレース間隔での調整です ・レース後、初時計まで間隔を取って疲労回復に努めました。一度レースに使われているのに加え、レース間隔詰まるので中間は追い切りを１本のみ消化しています。中３週空いているので調教量が少し足りないですし、疲労が抜けていない可能性もあります。1週前追い切りでは時計的な負荷はかけられていませんでしたが、動きの本質は悪くなかったです。最終追い切りでどのような調整をしてくるのかは非常に重要ですし、現状では攻めれない理由がありそうで、控えめな調教過程的に感じました 最終追い切り☟　A ・美6F84.1-1F11.9　併せ外先行・馬なり同入 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・３頭併せを先行していたので全体時計やラスト1Fは目立ちませんが、これは馬を優先して意図的に速くならないような内容にしてきています。先週もそこまで負荷をかけていないので、最終追い切りは攻めてきても不思議ではなかったのですが、そうしない理由は少なからずありそうです。動き自体は悪くないんですが、少し頭の高い走りになってきているのは気になる部分です。前走時に比べると目立たないですが、動きよりも馬の体調に主眼をおいた最終追い切りでした 個人的ポイント ・動き自体悪いわけではないんですが、調教過程や最終追い切りの内容からも攻めれない調教内容に感じます。これが前回のレースでの疲労なのか、もともと体質も良くないのでその影響なのかは定かではないんですが、馬の体調を優先しているのだけは間違いないです。今回のメンバーレベルでは走れるのかもしれませんが、現状では一度使われた上積みはあまりなさそうで、割り引いて考えてもよさそうです（前走天皇賞・秋、調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-emperors-sho-autumn-gⅰ/
チェスナットコート	チェスナットコート（地方馬） 調教過程☟　評価できず ・２ヶ月の休養明けでの調整です ・地方馬で中間の情報がありません。前走は中山で行われたオールカマー（GⅡ）でした 最終追い切り☟　B ・園田5F69.5-1F12.5　単走強め ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・馬場や時計の比較ができないので評価が難しいですが、動きだけで言えば少し内にモタれる走りで、直線は逆手前でした。迫力に欠ける動きですし、目立つ感じではなかったです 個人的ポイント ・地方馬なので評価が難しいですが最終追い切りの動きからは、さすがに厳しい戦いになりそうです
ディープボンド	ディープボンド 調教過程☟　 A ・中６週のレース間隔での調整です ・レース間隔空きましたが、中間は15−15を２本と追い切りを３本消化していて調教量は十分です。２週前までは坂路で追い切り、1週前はCW6Fから追われ好時計をマークしてきました。まだ良化途上なのか少し集中力に欠け、動きに芯が入っていない状態でしたし、まだまだ良くなってきそうな感じでした。現状は最終追い切りでの動きの変化が欲しい調教過程に感じました 最終追い切り☟　A ・CW6F84.3-1F11.7　単走強め ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・先週一杯に追われたことや関東への輸送もあり、全体的に時計は目立たなかったです。動き自体悪くはないんですが単走で追われたこともあって、道中から少し頭が高くフワフワした走りで、どこか集中力に欠ける動きに見えました。年齢も年齢ですし、大きな変化は感じられない、最終追い切りでした 個人的ポイント ・レース間隔が少し空いた影響もあるのでしょうが、今回は少し目立たない調教内容に感じます。調教過程はそれなりに良かったのですが、時計面での負荷は少し物足りません。１週前は攻めてきましたが最終追い切りでの動きの本質が改善されていないですし、もともと調教で動く馬なので全体的な動きにも物足りなさがありました。今回はメンバー的に好走も十分できますが、現状の仕上がりでは割り引いても良さそうに感じます（前走、京都大賞典・調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-kyoto-grand-prize-gii/
ドウデュース	ドウデュース 調教過程☟　 SS ・中３週のレース間隔での調整です ・中間はプール併用しています。レース後から初時計までのタイミングは良いです。今回の過程では15−15が２本と追い切りを２本消化していて、レース間隔が詰まっていますが調教量は十分です。2週連続CW長めから追われ、ともにラスト1Fは11秒台前半を出すなど時計的にもかなり負荷をかけられています。１週前は一杯に追われ動き自体も良いですし、一度使われていますが目一仕上げで挑んできている調教過程です 最終追い切り☟　SS ・栗P5F66.3-1F11.3　併せ内追走・馬なり同入 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・前走とは違い、今回はポリトラックで最終追い切りを消化してきました。もともと調教ではよく動く馬なんですが今回も時計的には優秀で、馬なりでしたがラスト1Fも迫力があって動きも素晴らしかったと思います。直線では逆手前だったんですが、この馬からすればよくあることなので気にしなくても問題ないですし、前回からの上積みが感じられる最終追い切りでした 個人的ポイント ・明らかに前回より迫力が出てきて、体の使い方が良くなっています。調教全体的にも素晴らしい仕上げに感じますし、一度使われた上積みもある動きに見えます。調教内容から今回は脚を溜めて進めてくるでしょうし、個人的な意見ですが直線での本来の伸びに期待しても良さそうに感じます（前走天皇賞・秋、調教解説あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-emperors-sho-autumn-gⅰ/
トラストケンシン	トラストケンシン 調教過程☟　B ・９ヶ月以上の休養明けでの調整です ・長期の休養明けでレース間隔空きましたが、中間は追い切りを４本消化しています。調教内容は全て坂路で追われていて、全体時計やラスト1Fの時計は物足りません。1週前の動きも目立たなかったですし、休み明けということを考えれば、攻めてきていません。今回は特に強調できる調教過程ではないです 最終追い切り☟　B ・坂路4F56.7-1F12.9　単走強め ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・全体時計は平凡ですし、ラスト1Fの動きも目立ちませんでした。少し頭の高い走りで、前捌きも硬かったですし、まだまだ休み明けを感じさせる動きでした。特に強調できる動きでもありませんし、物足りない最終追い切りでした 個人的ポイント ・長期休養明けにしては乗り込み不足の調教過程です。もともと調教で動かない馬にしても１週前や最終追い切りの動きからは仕上がり途上に感じます。今回の調教内容や仕上がり具合では、厳しい戦いになりそうです
パンサラッサ	パンサラッサ 調教過程☟　B ・８ヶ月の休養明けでの調整です ・長期休養明けでレース間隔空きましたが、中間は15−15が１本と追い切りを３本消化していて調教本数は足りています。１週前はCW長めから一杯に追われ時計的な負荷をかけてきましたが、動きの本質は良化途上でした。1週前の動きが物足りなかったのか週末に15−15ではなく追い切りを消化してきているのも、馬の中身が出来ていない証拠だと思います。この一追いで上向くかもしれませんが、馬の立場からしたら関東輸送に加え、最終追い切りも控えているので肉体的にも厳しそうですし、個人的に今回はやや急仕上げ気味にも感じる調教過程となっています 最終追い切り☟　A ・坂路4F54.3-1F11.8　単走馬なり ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・単走だったことを考えれば、坂路で好時計をマークしてきました。ラスト1Fも馬なりで11秒台ですし、動き自体も悪くはなかったです。ただ、もともと坂路で動く馬なので、開場一番の馬場で内目を通っていたことを考慮すると、そこまで強調できる内容でもありません。この馬なりの動きにはありますが、ラスト1Fでは少し頭が高くなりましたし、迫力という点では物足りなさもある最終追い切りでした 個人的ポイント ・調教過程からは明らかに急仕上げです。週末に追われた効果で最終追い切りは動けましたが調教内容からは、なんとか間に合ったように感じます。動き自体悪い訳ではないので、それなりに走れるのかもしれませんが、他馬の仕上がり具合と比較した時に物足りなく感じますし、得意なパターンや極端に展開が向かないと今回は厳しいのではないでしょうか
フォワードアゲン	フォワードアゲン 調教過程☟　A ・２ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間は15−15が３本と追い切りを４本消化していて調教量は十分です。４週連続美W6Fから80秒前半で追われ、2週連続ラスト1F11秒台をマークするなど時計的な負荷もかけてきています。1週前の動きも悪くはなかったですし、休み明けにしてはしっかりと乗り込まれた調教過程となっています 最終追い切り☟　A ・美W6F84.5-1F12.2　単走馬なり ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・内目を通っていたので時計的には物足りないですが走りのバランスは良いですし、この馬なりに動きも良かったと思います。ラスト1Fの時計や直線での迫力は目立ちませんが、順調に消化できた最終追い切りです 個人的ポイント ・調教過程や最終追い切りの動きからは仕上がっていると思います。有力馬と比べると能力面では差があるように感じますが、体調面では素晴らしい状態です。動きは地味に見えますが、この馬なりに仕上がりは良さそうに感じます
リバティアイランド	リバティアイランド 調教過程☟　A ・中５週のレース間隔での調整です ・レース間隔空きましたが、中間は15−15を消化せず追い切りを２本消化しています。中5週なので一度使われているとはいえ、調教量は物足りないです。２週前は坂路で追い切り、1週前はCW6Fから追われましたが6F~3Fまでの時計が遅く負荷も足りない内容となっています。直線でスピードに乗ってからの動きは良かったですし、毎回調教量が物足りなくても走ってしまうので、そこまでの心配は必要ないかもしれませんが、個人的には少し控えめな調教過程に感じます 最終追い切り☟　S ・CW6F80.7-1F11.0　併せ内追走・馬なり先着 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りができています ・今回の最終追い切りでは、大きく追走して終いを伸ばす調教を消化してきました。全体時計、ラスト1Fともに優秀ですし、直線でスピードに乗ってからの動きも良かったと思います。ただ、併せた馬を抜いてから手前を戻していたのは少し気になりました。この馬の調教はよく見てきていますが、直線で手前を戻したのは今回が初めてではないでしょうか。それ以外は動きの良かった最終追い切りでした 個人的ポイント ・調教過程からは物足りなさがありますが、この馬はいつも調教が足りていなくても走ってしまうので小さな問題かもしれません。ですが、今回は最終追い切りで少し気になる部分があり、動きの本質が良化途上なのではないでしょうか。今回のメンバーでは明らかに力上位なので、この仕上がりでも走れるのかもしれませんが、個人的には完璧な状態の一歩手前の動きに感じました 　（前走、秋華賞・調教解説動画あり）https://garza-blog.com/this-weeks-galza-final-training-recommended-horse-2023-shuka-sho-gⅰ/

＊１週前の状態がどのような感じだったかを確認したい方はGⅠ限定配信・【ジャパンカップ（GⅠ）１週前追い切り推奨馬】を参考にしてみて下さい。https://garza-blog.com/2023-japan-cup-g1-1-week-prior-chasing-evaluation-and-recommended-horses/

まとめ（調教推奨馬）

今回はジャパンカップ（GⅠ）の調教解説をさせて頂きました。1週前の評価も合わせた私の独断と偏見からの調教推奨馬はこちらとなっています

出走予定馬	1週前追い切り評価	調教過程評価	最終追い切り評価	個人的調教推奨馬
イクイノックス	SS	SS	SS	S
イレジン	（海外馬）評価できず	評価できず	評価できず
インプレス	B	A	A
ウインエアフォルク	B	C	B
ヴェラアズール	A	A	A
クリノメガミエース	（地方馬）動画なし・評価できず	評価できず	B
ショウナンバシット	B	B	B
スタッドリー	A	B	B
スターズオンアース	A	A	A	A
タイトルホルダー	A	S	A	A
ダノンベルーガ	A	B	A
チェスナットコート	（地方馬）動画なし・評価できず	評価できず	B
ディープボンド	A	A	A	A
ドウデュース	S	SS	SS	S
トラストケンシン	B	B	B
パンサラッサ	B	B	A
フォワードアゲン	B	A	A
リバティアイランド	A	A	S	S

ジャパンカップ（GⅠ）の調教評価を簡単にまとめると

「頭数が多い割に調教での良し悪しがハッキリしていて、馬の状態面に関しては絞りやすいレースかな」

こんな風に感じました

今回解説した全てのことは、あくまで個人的見解です。最終判断は自己責任でお願いします

今日が楽しい競馬ライフの始まりです！

ジャパンカップ（GⅠ）は東京競馬場芝2400m戦で行われます

「今回は強力な先行馬や現役最強3歳牝馬など多種多様ですが、世界に通用するイクイノックスに真っ向勝負を仕掛けるのは果たして誰なのでしょうか。天皇賞・秋と同様に日本最強馬に早めに潰されるパターンもありますが、恐れずに自分のペースを守った者だけが最後の直線で生き残っていたり、現役最強王者に襲い掛かれるのではないでしょうか」

以上！ジャパンカップ（GⅠ）の調教解説と個人的見解でした

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後日、ジャパンカップ（GⅠ）に出走する馬の中でファクターやその他のデータを加味した、個人的に応援したい候補「がるざ推し馬」（軸推し候補、穴推し候補）をX（旧Twitter）で発表するので楽しみにお待ち下さい

それでは、お待たせしました。調教推奨馬の中で個人的に推したい「がるざ調教推し」はこちらになります

あくまで調教のみなので、その他ファクターやデータは含みません。

妄信せずに最終判断は自己責任でお願いします

「軸推し候補」、「穴推し候補」の中から、個人的に推しで応援したい馬「がるざ一頭入魂馬」も後ほど発表しますので、応援込みでフォローして頂けると、さらに励みになります

各馬の本質を見抜き、皆さんの馬券検討に何か一つでも参考になれば嬉しいです！

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました！

「久々に出た２頭の怪物の走りに注目しよう〜！」

それでは今週も楽しい競馬ライフを👋

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