簡単なプロフィールはこちらです
まずは、先週のスプリンターズS(GⅠ)1週前追い切り推奨馬と最終調教推奨馬の結果はこちらです☟
1週前追い切り推奨馬↓
S評価・オールアットワンス、トウシンマカオ、ナムラクレア(3着・個人的1週前追い切り推奨馬)、マッドクール(2着)
A評価・キミワクイーン、ナランフレグ、ママコチャ(1着)
B評価・ウインマーベル、ジュビリーヘッド、ドルチェモア、メイケイエール、モズメイメイ
C評価・該当なし
調教動画なしで評価できず・アグリ、ジャスパークローネ、ピクシーナイト
追い切りせず・テイエムスパーダ
最終調教推奨馬↓
S・ジャスパークローネ
S・ナムラクレア・3着
S・ママコチャ・1着(最終調教推奨馬・No. 1)
A・アグリ
A・オールアットワンス
A・キミワクイーン
A・ナランフレグ
先週もやりました!スプリンターズSは、個人的・最終調教推奨馬No.1のママコチャ(今回は勝手にSS評価にしてました)が来てくれて大変嬉しく思っています。これで2週連続で個人的・最終調教推奨馬No.1が馬券圏内に入り、視聴者の方からも先週に続き、沢山の的中報告がありました
こういった報告が聞けて、ブログやYouTubeをやってて本当に良かったと思いますし、皆さんが馬券を当てられているという現実も知れて、私としても「ブログやYouTubeを観て参考にして頂けているんだな」と、大変感謝しております
1週前評価も一緒にご覧頂けた方は3連系の馬券も的中できたのではないでしょうか。勝ったママコチャに関しては血統的に不安があったんですが、自分を信じて「がるざ推し一頭入魂馬」に指名できたのは本質から判断できていたからだと思います。最終調教評価の動画の方で、個人的ポイントとして解説させて頂いてたことは、今週も的を得ていたんではないかと思います。特に、内枠で穴人気していた馬たちや、人気の1頭だったアグリなんかも分かりやすく解説できていたんではないでしょうか。
正直、2着に来たマッドクールに関しては、最終追い切りがお粗末だったので(明らかに引っ掛かっていた。乗り役本人に確認済み)推奨できませんでした。ここについては大変申し訳なく思っています。この馬については、騎手の坂井君が見事なファインプレーを披露しました。スタート後のポジション取りが最高に良かったです。あのポジションはナムラクレアの浜中君が欲しかった場所で、ロスなく前に壁を作れて回って来れたこと、そして迷いなくそのポジションを取れたのが際どい1着争いに加われた要因です
兎にも角にも、勝ったママコチャ陣営はおめでとうございます!
先週の回顧はこれくらいにして、
今週は京都大賞典(GⅡ)です。今週も的中させていきたいです!
このブログを読んで頂くことで、京都大賞典(GⅡ)に出走する全頭の調子の良し悪しが分かるようになりますので、ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです
【がるざ推し調教馬】2023年 京都大賞典(GⅡ)
それでは早速、結論からいきます。調教推奨馬はこちら⇩
S・ディープボンド
S・プラダリア
S・ボッケリーニ
A・ビッグリボン
A・ヒンドゥタイムズ
A・ブローザホーン
今週も、調教推奨馬の中での個人的No.1「がるざ調教推し」をやっていきたいと思います。こちらにつきましては最後に発表しますので、気になる方は最後までご覧下さい
X(旧Twitter)で発表していた「軸推し候補」、「穴推し候補」につきましても、個人的に応援したい馬「がるざ一頭入魂馬」とセットで続けてやっていきます。ブログやYouTubeでは公開していない、その他の重賞、新馬戦、その他レースのパドックや調教評価を無料で発信しています。参考にされて馬券的中されている方もいらっしゃるので、是非X(旧Twitter)をフォローして頂けると励みになります
それでは、今週も馬券の参考になるように本職目線で以下を参考に調教解説をしていきます
- グリーンチャンネル調教動画
- JRAレーシングビュアー
- 競馬ブック(雑誌)
全頭解説に加え、1週前追い切りについても、一緒に解説しています。ですので、いつもより長くなってしまうことは許してください
コンセプトや前提
ブログの簡単な説明です
今回は京都大賞典(GⅡ)の調教解説と調教推奨馬です
以下を総合してS〜C評価でランク付けしました
- 1週前追い切り
- 最終追い切り
- レースまでの調教過程
このブログのコンセプトは、競馬好きな皆さんのファクターの1つとなり、調教から調子を判断し馬券的中に繫げてもらう。
そして、ハズレたとしても以下のように感じてもらうことを目的としています
- 「競馬って面白いな〜」
- 「もう一回馬券買ってみたい」
- 「また競馬をやりたいな〜」
このように感じてもらえたら嬉しいです
続いて前提です
全ては個人的評価で独断と偏見
まず、調教評価の簡単な説明をさせて頂きます。大前提として全て個人的見解で、調教のみの評価です
いきなりですが、ここで重要な事を言います
これです→「最後は自分で決める」
このブログを読んだからといって必ず馬券が当たったり、必ず調教評価が良いからといって結果に結びつくとは限りません
要は、競馬に絶対はないということです。妄信せずに最終判断は自己責任でお願いします
加えて、その他ファクターやデータも含んでいません。ですので、自らファクターやデータの方を調べて頂き(YouTubeやSNSなどネット上にいくらでもある)、この調教評価を組み合わせて頂いて、馬券を組み立てることをやってみて下さい。そうすることで、誰かの馬券に丸乗りすることなく、馬券を買えるようになるはずです
あくまでも、競馬はギャンブルです(このブログはギャンブルとは違った角度から解説しています)、勝つ人がいれば負ける人もいます。購入金額や多人数での予想で的中を煽る某有名YouTuberやインフルエンサーもいますが、買い方や楽しみ方は人それぞれですので、各自の馬券スタイルを貫いて下さい。それが一番競馬を楽しむ近道だと思っています
【調教評価の前提】1週前追い切り・最終追い切り・調教過程評価は全く違う
馬券を買うのに調教を参考にするのは非常に有効な手段です。一般的に最終追い切りが注目されますが調教は他にも考えることが沢山あります
「調教なんて詳しく分からないよ」「調教なんて馬券的中に意味ないよ」このような競馬ファンには理解できないことも多々あるかもしれませんが、少しでも競馬ファンがこのブログを読んで納得して頂き、馬券検討の参考になればとの思いで個人的に考えた見解となっています
1週前追い切りとは
1週前追い切り評価とは、レースの1週間前に行われる追い切りを各々に評価しています。個人的に調教は時計だけでなく動きから判断することが多いのですが、1週前追い切りに関しては、レース間隔が空いている馬であればあるほど、ある程度の負荷が必要なので自然と時計が速い馬が高評価になってしまいます。(レース間隔が詰まっている馬は別です)
この理由としては、レース当週は馬に疲労を残さないような最終追い切りが近年では主流となっており、個人的にも成績が出ているように感じるからです。とはいえ、最終追い切りに関しては、優しくすれば何でも良い訳ではなく、やり過ぎないように調整しないといけないという難しさもあります
この辺りを踏まえて1週前追い切りは負荷をかけておかないと、最終追い切りでの匙加減が難しくなり、馬に多少なりとも影響が出てしまうということです。もっと簡単に言うと、
- 休養期間が長い馬は1週前は強めに追い切る
- レース間隔が詰まっている馬ほど1週前は控えめになる
このようになっています。そして、1週前に追われた動きが悪かったとしても、最終追い切りで状態が上昇してくる馬もいます。ですから、最終追い切りもセットで考える必要があるので注意して下さい
1週前追い切りにつきましては、S〜Cの4段階で評価しています。1週前評価が良いからといって、必ず結果に結びつくとは限りません、妄信せず最終判断は自己責任でお願いします!
- S評価→凄く良い
- A評価→良い
- B評価→及第点
- C評価→物足りない
*調教動画がない馬に関しては、1週前追い切り評価は正確な解説ができませんので省略させて頂いています。予めご了承下さい
最終追い切り評価とは
最終追い切り評価はレース当週に行われる最終追い切りのみを各々に評価しています
最終追い切りは、時計だけでなく動きから判断することが多いので、「あれ?」と思うこともあるかもしれませんが、分かりやすくS〜Cの4段階で表現させて頂きます
必ず最終追い切りが良いからといって結果に結びつくとは限りません。さらに、メインレースに使ってくる馬なのでC評価になることも滅多にありませんので、その点はご了承下さい
- S評価→凄く良い
- A評価→良い
- B評価→及第点
- C評価→物足りない
レースまでの調教過程評価とは
レースまでの調教過程評価は「普段の調教〜レースまで」の15−15を含む調教過程を各々に評価しています
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、例えば以下のようなことが挙げられます
- 調教過程での馬体異常(調教できなかった・カイバを食べず体重考慮し、調教を軽くしてきたetc)
- 調教過程での状態変化(動きの変化・先週より動きにキレが出てきた、素軽くなったetc)
- 調教過程でのオーバーワーク(予定と違う調教結果や内容・併せ馬ができなかった、時計が速くなってしまったetc)
これらは、本職目線で調教欄や関係者のコメントなどから推測し「少しでも有力馬や出走馬に異常や変化がないか」実際に調教をつけている立場で評価をつけています。
こちらの方もS〜Cの4段階で表現させて頂きます
調教過程もC評価になることは滅多にありませんのでご了承下さい
調教過程においても、その他ファクターやデータは一切含んでおらず個人的見解です
何度も言いますが、妄信せず最終判断は自己責任でお願いします
それでは、馬券の参考になるよう各馬の最終追い切りと調教過程をまとめて解説していきます
京都大賞典(GⅡ)1週前追い切り評価・最終追い切り評価・調教過程評価
出走予定馬 | 個人的見解 |
アイアンバローズ | 1週前追い切り B ・CW6F81.7-1F12.2 単走一杯 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計は及第点ですが、馬が少し間延びしていて、直線の伸びに繋がっていません。道中の勢いは良いんですが、直線で追われてからの動きが物足りなかったです。最後も手前を戻していました 調教過程☟ A ・5ヶ月の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教量は十分です。CWで長めから2本一杯に追われ、負荷をかけてきているのは良いです。ですが、ラスト1Fの調教時計が詰まってこず、1週前の動きも物足りなさがありました。2週続けて一杯に追われていることで、最終追い切りの動きの変化に注目したいです 最終追い切り☟ A ・CW6F86.9-1F11.6 単走強め ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・単走だったこともありますが、全体時計は遅くなってしまいました。中間、一杯に追われてきていることで、ラスト1Fの時計が出ていますが、全体時計が遅いことで当然、馬も最後まで力が残っていたので時計が出たともとれます。ですが、追われてからの伸びや走り方は良かったですし、続けて一杯に追われていることも考慮すれば、当週はそこまで時計も求められないでしょうから、かえって良かったのではないかと思います。ただ、直線での手前変換の時に、頭が少し高くなるような口向きなのは気になりました 個人的ポイント ・追い切りを重ねるごとに動きが良くなっているのは良い傾向だと思います。ただ、中間の動きや最終追い切りでの良化具合を考えると、目一仕上げではなく、良化途上のように感じます。能力はある馬なので、この仕上がりでも走れると思いますが、メンバー次第ではないでしょうか |
アフリカンゴールド | 1週前追い切り B ・CW6F83.6-1F12.2 単走一杯 ・もう少し前進気勢欲しかったですし、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・一杯に追われたわりに時計は平凡です。走りのバランスは良いですが、直線で追われてからの反応やスピードの乗りに物足りなさがあります。一杯に追われたことは良いですが、キレのある動きには見えなかったです 調教過程☟ B ・中6週のレース間隔での調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教量は十分です。2週連続で一杯に追われているのは良いですが、全体時計は目立つものではありません。ですが、札幌記念を使われていたことを考慮すると、こんなものでしょう。欲を言えば、もっとラスト1Fの時計を詰めてきて欲しいです 最終追い切り☟ A ・CW6F83.7-1F11.8 単走一杯 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・単走でも時計なりに動けていましたし、だいぶ芯の入った動きになってきていて、走りのバランスは良かったです。ですが、直線残り1Fまで逆手前でしたし、追われてからの反応や迫力は物足りない感じでした。少しずつは良化してはいます 個人的ポイント ・1週前に比べると、動きの質はだいぶ良くはなっています。まだ良化の余地は残していますが前走よりは良いので、この馬の得意なレースにでもなれば、走れそうな雰囲気にはあります(前走・札幌記念→調教評価動画へ) |
インプレス | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・CW6F83.4-1F11.2 単走一杯 調教過程☟ A ・中4週のレース間隔での調整です ・レース後、初時計まで間隔を取って疲労回復に努めました。中間の調教量は十分で、一度レースに使われていますが、1週前はしっかりと負荷をかけてきています。ただ、1週前の動きが見れなかったので、評価は一つ下げていますが、過程としては、とても良いです 最終追い切り☟ A ・坂路4F52.7-1F12.2 単走一杯 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・少し頼りない走りに見えますが、単走だったことを考えると動き自体は良く、時計は優秀でした。前走もそうでしたが、元々このような走りで、あまり気にしなくても良いと思います。それに、坂路で動く馬ではないので、一度使われた大きな上積みのある見栄えの良い動きには見えないのですが、この馬なりに動きは良かったと思います。ただ、正直なところ1週前のCWの走りを見れなかったのは判断を悩ませている要因ではあります 個人的ポイント ・最終追い切りが坂路だったので判断が難しいですが、1週前追い切り(時計のみですが)や過程は良さそうですし、一度使われた上積みもあって動きは良かったです。ただ、この馬なりに力は出せそうなんですが、どうしても脚質的に展開の助けが必要です。ですので、ペースや馬場読みは必須になってきそうです (前走・新潟記念→調教評価動画へ) |
ウインマイティー | 1週前追い切り A (ただし、動画が短いため) ・CW6F80.0-1F11.8 単走一杯 ・動画が短くて、前進気勢や溜めが効いるかの判断はできません ・時計的には好時計ですし、1週前なので一杯に追われてきたのも良かったです。直線だけの評価しかできないですが、前走時よりも迫力や力強さが出てきているように感じます 調教過程☟ A ・中6週のレース間隔での調整です ・レース間隔空きましたが、中間はプールを併用しつつ、調教量は十分です。3週連続でCW長めを乗られ、1週前は一杯に追われるなど負荷もかけてきています。一度使われたこともあって、札幌にいた時よりも動きは良化しています 最終追い切り☟ B ・CW6F82.9-1F11.9 単走馬なり ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計的には及第点で、この馬なりに迫力や力強さは出てきています。前捌きが硬いのはいつものことで、前回よりは動けていると思います。ですが、直線に向いてからの反応が少し物足りないのと、逆手前だったのは少し気になりました。完璧に仕上がってはおらず、良化途上だと思います 個人的ポイント ・札幌で使われた時よりも状態が良さそうですし、少しずつは良い面も出てきています。ですが、2走前のマーメイドSでの最終追い切りで、CWラスト1Fがもっと動けていたことを考えると、まだ良化途上だと思います(前走・札幌記念&マーメイドS→調教評価動画へ) |
ヴェラアズール | 1週前追い切り A ・CW6F84.2-1F11.5 単走強め ・前進気勢あって、溜めの効いた走りでができています ・全体時計は目立ちませんが、ラスト1Fの伸びは素晴らしかったです。ですが、相変わらず道中から少し頭が高く、直線でも何度か手前を変えていました。欲を言えば、もっと迫力が出てきて欲しいですし、まだまだ体を持て余しているような走りはしていました。まだまだ良くなってきそうな余地を残しているように感じます 調教過程☟ A ・3ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間はプール併用しつつ、調教本数は足りています。ですが、2週連続で長めから追われていますが、2週前はラスト1F12.5秒を馬なり、1週前こそラスト1F11.5秒を出しましたが全体時計は2週連続で控えめと、明らかに前哨戦仕上げのような優しめの過程となっています。ただ、能力が抜けているなら、この程度の仕上げでも走れるでしょう 最終追い切り☟ B ・坂路4F53.7-1F12.6 単走馬なり ・前進気勢あって、溜めの効いた走りでができています ・今週は坂路で追われました。単走でしたが動き自体良かったものの、時計は強調できるものではなかったです。それに、騎手騎乗の開場一番の馬場を考慮すると物足りない内容でもあります。元々、坂路では動かない馬なのかもしれませんが、ラスト1Fも追われていませんでしたし、そこまで負荷もかけてきていないのは気になりました 個人的ポイント ・正直、最終追い切りの動きは目立たなかったです。調教過程でも話しましたが、前哨戦仕上げで目標は次のような感じがします。ただ、動きの本質は悪くないので、能力が抜けているなら走れるとは思います。ですが、仕上がったのか?と聞かれれば、仕上がっておらず良化途上だと思います(前走・宝塚記念→調教評価動画へ) |
ゼーゲン | 1週前追い切り A ・南W6F81.9-1F11.5 併せ内追走・一杯先着 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計自体は優秀で、来週の輸送を考慮してか、一杯に追われてきたのも良かったです。直線で追われてからも時計が示すようにラスト1Fは迫力もあり、併走馬を突き放す動きでした。ですが、少し道中から頭が高いのと、直線で抜け出した後に、少しソラを使うのか、再び追われ直しているのは気になりました 調教過程☟ A ・6ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教量は十分です。2週連続南Wで好時計をマークし、1週前は南Wでラスト1F11.5秒を一杯に追われ、負荷もかなりかけてきました。ただ、過程的には良いものの、1週前の動きは気難しい面を感じさせる内容だったので、最終追い切りの動きは要チェックです 最終追い切り☟ B ・南W6F82.1-1F11.7 併せ内追走・強め同入 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りでができています ・時計的には動けていますが、やはり気の悪さを見せていて、4コーナーでは早々と促されていましたが、加速するのに時間がかかってしまいました。それに、反応や迫力に欠ける動きでもあり、先週にびっしり追われた効果も薄いように感じます。ただ、勢いがついてからは一生懸命走っていました 個人的ポイント ・1週前追い切りや調教過程からは仕上げてきているように感じますが、肝心の動きが変化してきません。悪くはない動きですが年齢という部分もあり、状態は平行線のように感じます。それに、今週から開幕週の京都開催ですので、ズブズブの展開だったりスタミナ比べの生き残りレースでないと厳しそうです |
ディープボンド | 1週前追い切り A (ただし、動画が短いため) ・CW6F81.1-1F11.6 併せ内追走・一杯先着 ・動画が短くて、前進気勢や溜めが効いているかの判断はできません ・時計的には優秀で、1週前なので一杯に追われたのも良かったです。直線の映像だけなんですが、前走で味をしめたのか、あえて他厩舎がいる密集している場所に併せて行っているような追い切りで、意図的に鞍上が集中させているように感じます(宝塚記念・1週前追い切り)。これは、自身が動きすぎて早めに抜け出して遊んでしまうためで、むしろ馬のことを考えられている調教です 調教過程☟ A ・3ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教本数は足りています。過程的な追い切りは坂路2本のCW1本、あとは15−15が3本と乗り込みは豊富です。ですが、長めからしっかり追われたのが1週前の1本のみで、残りの坂路の時計は目立つものではありません。1週前の追い切りは時計、動きともに素晴らしかったですが、ヴェラアズール同様、前哨戦仕上げのように感じます。ただ、こちらも同様にメンバー的に能力が抜けていれば、これぐらいの仕上げでも走れると思います 最終追い切り☟ S ・CW6F82.5-1F11.3 単走一杯 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りでができています ・単走だったんですが、時計的には優秀で動きも良かったです。1週前に馬群に入れて最後まで集中させた効果か、今週は1頭でも直線で集中して走れていて、躍動感や迫力もありました。それに、そこまで追われているわけでもないのに好時計をマークするなど、先週から一つ調子を上げてきているように思います 個人的ポイント ・調教過程からは前哨戦仕上げにも感じましたが、1週前に一杯に追われたことで、年齢のわりに馬がそれに応えるような変化を見せてきましたし、動きも凄く良かったです。まだまだ馬が若そうですし、目一に仕上げていないにしても走れる仕上がりにあると思います(前走・宝塚記念→調教評価動画へ) |
ビッグリボン | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・CW7F99.4-1F11.6 単走馬なり 調教過程☟ SS ・3ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教量は十分です。坂路やCW、15−15を含めても好時計を連発していて、1週前は単走で馬なりだったんですが、CW長めから負荷をかけるなど前哨戦にしては、しっかりと仕上げてきている内容です。まだ、最終追い切りを残している段階でのものなので、もう一つ調子を上げてきそうな感じです 最終追い切り☟ 動画なし、評価できず ・CW7F99.0-1F11.5 単走強め 個人的ポイント ・とても期待していた1頭だったので、最終追い切りの動画がなかったのは非常に残念です。ですが、とにかく調教過程が素晴らしいですし、最終追い切りの時計からは、しっかりと仕上げてきたように感じます。動画がなく判断が難しいところではありますが、個人的には走れる仕上げをしてきたと思います(前走・マーメイドS→調教評価動画へ) |
ヒンドゥタイムズ | 1週前追い切り B ・CW6F84.6-1F12.5 併せ外先行・馬なり先着 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計は平凡で、1週前追い切りとしては物足りない内容です。これには理由があって、併せていた馬が2歳未勝利馬で、あえて付き合っていた追い切りだったためです。この馬自身、調教で動いてしまうため併走馬を置き去りにしないような控えた感じでした。ですが、この馬の調教にはなっておらず、1週前の負荷はかかっていません 調教過程☟ B ・3ヶ月の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教本数は十分すぎるほどです。CW長めから3本と15−15を3本乗られ、そのうち15−15の2本もCW6Fから時計を出すなど、熱心に乗り込まれています。ですが、全体的に馬なりが多く、ラスト1Fの時計も詰まってきません。元々、調教が動くタイプなので、この調教過程は物足りなさがあります。前哨戦仕上げだと思います 最終追い切り☟ S ・CW6F84.8-1F11.7 併せ外先行・強め先着 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・時計は及第点ですが、動きの本質は1週前よりも良くなってきました。それに、直線は逆手前だったんですが、反応や迫力は良かったように感じました。この馬は逆手前でも結果は出してきているので、ここに関しては大きな問題ではないんですが、前走よりは逆手前であっても走りのバランスが今回の方が良いです 個人的ポイント ・1週前追い切りや調教過程からは前哨戦仕上げに感じましたが、最終追い切りで走れる仕上がりに持ってこれたように感じます。ただ、もう少し攻めた最終追い切りでも良かったことを考えると、多少余裕残しでお釣りは残していると思います。個人的には、他馬の仕上がり具合との比較で判断するのが良いと思います(前走・七夕賞→調教評価動画へ) |
ヒートオンビート | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・CW6F81.1-1F11.8 併せ内追走・一杯同入 調教過程☟ A ・4ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間はプール併用しつつ、調教量は十分です。追い切りを3本、15−15を4本乗られ、熱心な調教内容です。2週連続でCW長めから追い切られ、1週前は一杯に追われるなど負荷もかけてきています。ただ、ラスト1Fの時計が詰まって来ないのが現状で、休み明けのを感じさせる時計ではあります。1週前に一杯に追われたことで、最終追い切りが動けてくるようだと良いと思います 最終追い切り☟ B ・坂路4F55.5-1F12.7 併せ追走・馬なり同入 ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・追い切り時計は及第点でしたし、ラストも追われている感じはなく、お釣りを残した最終追い切りでした。それに、動き自体は悪くないんですが、少し頭の高い走りで、1週前に一杯に追われたわりに、反応や迫力は物足りなさがありました 個人的ポイント ・調教過程からは、まだ仕上がりきっておらず、最終追い切りの時計も目立つものではなかったです。それに、目標は次のように感じるので前哨戦仕上げだと思います。ただ、この馬もメンバー的に能力が抜けていれば、これぐらいの仕上げでも走れると思いますが、調教だけで言えば良化途上だと思います |
プラダリア | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・CW6F84.8-1F11.6 単走強め 調教過程☟ S ・中4週のレース間隔での調整です ・レース後、初時計を出すタイミングは良いです。一度使われていますが、中間の調教量は十分です。1週前も単走でしたがCW長めから追われ、ラスト1F11.6と負荷もかけています。前走の調教過程が、少し急仕上げ気味だったので、使われたことを加味しても前回よりは全然良い過程です 最終追い切り☟ SS ・CW6F83.0-1F11.6 単走強め ・前進気勢あって、溜めの効いた走りでができています ・単走だったんですが、時計的には優秀で走りのバランスも良かったです。最近では一番、体を使った走りができていますし、反応や迫力もありました。それに、直線でギアチェンジしてからの動きも良かったです 個人的ポイント ・調教過程や最終追い切りの動きが良く、調子を上げてきているように感じます。一度使われた効果もあって、走りの本質も良くなってきました。前走よりも良い仕上がりにありますし、走れると思います(前走・新潟記念→調教評価動画へ) |
ブローザホーン | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・南W6F83.7-1F12.0 併せ外追走・馬なり同入 調教過程☟ A ・2ヶ月の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教本数は足りています。南W長めから2本、15−15を4本と乗り込み量は豊富です。ですが、本数を重ねているわりにラスト1Fの時計が詰まってこないのが現状です。1週前も、そこまでの負荷をかけてきていないので、お釣りを残した仕上げのように感じます 最終追い切り☟ A ・南W6F82.2-1F12.4 単走馬なり ・動画が短くて、前進気勢や溜めが効いるかの判断はできません ・時計的には目立ちませんが、直線での身のこなしは素軽さがあって良かったです。ですが、直線半ばまで逆手前で走っていましたし、かなり内を通っての開場一番の馬場だったことを考えると、ラスト1Fの時計は少し遅かったです。短い動画なので、これぐらいの判断しかできませんが、スピード感自体はあって動きは良いです 個人的ポイント ・調教過程や最終追い切りの内容から、そこまで目一仕上げではないです。あと、輸送を考慮してか、全休日明けで追い切らないといけないあたり、調整も難しそうです。ですが、考え方を変えると、馬優先で調整されていることですし、元々馬体の小さな馬なので、レースまでの日数を空けたことにより馬体の維持が楽になるなら、余裕を持った仕上げは、逆に良かったんじゃないかなと思います |
ボッケリーニ | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・CW6F81.7-1F11.2 併せ内追走・一杯遅れ 調教過程☟ SS ・3ヶ月半の休養明けでの調整です ・レース間隔空きましたが、中間の調教量は十分です。CWで3本、15−15を3本乗られ熱心な調教過程です。3週連続でCW長めから好時計をマークして、さらに全て一杯に追われるなど、負荷も十分にかけています。1週前はラスト1F11.2秒と動けていますし、最終追い切りを残していることも考えれば、まだ上昇余地があって、しっかりと仕上げてきている過程です 最終追い切り☟ S ・CW6F84.8-1F11.3 併せ内追走・馬なり同入 ・前進気勢あって、溜めの効いた走りでができています ・無理をしてないですが調教時計は優秀で、道中から直線の動きも素晴らしかったです。ギアチェンジの時のスピードの乗りに少し改善点はありますが、最終追い切りまでにしっかりと乗り込まれているだけあって、直線は抜群の手応えで併走馬を圧倒していました 個人的ポイント ・元々、調教は動く馬ですがしっかりと仕上げてきました。それに、調教過程が素晴らしく、高齢馬というのを感じさせない動きでした。前走時の追い切りは少し気負っている感じもしましたが、今回は間隔を空けた分、馬にフレッシュさも感じます。走れる仕上がりにあると思います(前走・宝塚記念→調教評価動画へ) |
マイネルウィルトス | 1週前追い切り 動画なし、評価できず ・CW6F84.9-1F11.5 単走馬なり 調教過程☟ S ・中4週のレース間隔での調整です ・レース後、間隔を取って疲労回復に努めています。ですが、中間の調教量は十分ですし、1週前はCW長めから好時計をマークし負荷もかけてきています。前走の調教過程が、夏場を意識しての変化をつけてきた調教過程だったので、今回は本来の過程に戻してきているのも良いと思います。個人的には、今回の過程の方がこの馬にはあっていそうです。1週前の動画がなかったので確信は持てませんが、調教時計は良く、長めの距離を走ることを考えればCWで追われたことも良かったと思います 最終追い切り☟ B ・坂路4F52.9-1F12.3 単走強め ・前進気勢ありますが、もう少し溜めが効いて欲しい走りです ・単走だったことを考えれば動きは悪くないんですが、調教時計は及第点ですし、少し左にもたれるような面も見せていました。それに、舌を越していましたし、ラスト1Fは苦しがるような素振りも見せていたのは気になりました 個人的ポイント ・調教過程が良かっただけに、最終追い切りの動きに期待したんですが物足りなさがありました。これに関しては、今の栗東坂路はチップの入れ替えを行なっており走りにくい馬場状態に加え、この馬自身のトモに力のない状態が合わさっての相乗効果だと思います。なので、それを考えれば気にすることもないのかもしれませんが、個人的にはそれであっても力強い動きを見せて欲しかったので、もしかすると夏場の連戦の疲れか、目に見えない疲労があるのかもしれません(前走・新潟記念→調教評価動画へ) |
調教評価動画一覧☟
・札幌記念
・新潟記念
・マーメイドS
・宝塚記念
・七夕賞
まとめ(調教推奨馬)
今回は京都大賞典(GⅡ)の調教解説をさせて頂きました。1週前の評価も合わせた私の独断と偏見からの調教推奨馬はこちらとなっています
出走予定馬 | 1週前追い切り評価 | 調教過程評価 | 最終追い切り評価 | 個人的調教推奨馬 |
アイアンバローズ | B | A | A | |
アフリカンゴールド | B | B | A | |
インプレス | 動画なし | A | A | |
ウインマイティー | A | A | B | |
ヴェラアズール | A | A | B | |
ゼーゲン | A | A | B | |
ディープボンド | A | A | S | S |
ビッグリボン | 動画なし | SS | 動画なし | A |
ヒンドゥタイムズ | B | B | S | A |
ヒートオンビート | 動画なし | A | B | |
プラダリア | 動画なし | S | SS | S |
ブローザホーン | 動画なし | A | A | A |
ボッケリーニ | 動画なし | SS | S | S |
マイネルウィルトス | 動画なし | S | B |
京都大賞典(GⅡ)の調教評価を簡単にまとめると
「仕上がり不足であったり、前哨戦仕上げの陣営としっかり仕上げてきた陣営にハッキリ分かれた」
こんな風に感じました
今回解説した全てのことは、あくまで個人的見解です。最終判断は自己責任でお願いします
今日が楽しい競馬ライフの始まりです!
京都大賞典(GⅡ)は京都競馬場芝2400m戦外回りで行われます
「大一番の前哨戦であり、各馬の仕上がり具合に差がありますが、GⅠを勝つようなスーパーホースなら仕上がっていなくても力を発揮することもあります。なので、そこの判断は間違わないようにしつつ、馬券的中も狙っていきましょう!」
以上!京都大賞典(GⅡ)の調教解説と個人的見解でした
X(旧Twitter)もやっています。仕事での出張や時間がない場合はこちらで発信していますので、気になる方はフォローして頂けると嬉しいです!
後日、京都大賞典(GⅡ)の「がるざ推し馬」(軸推し候補、穴推し候補)をX(旧Twitter)で発表するので楽しみにお待ち下さい
それでは、お待たせしました、調教推奨馬の中で個人的に推したい「がるざ調教推し」はこちらになります
個人的調教推奨馬・No. 1は ◎プラダリア
あくまで調教のみなので、その他ファクターやデータは含みません。
妄信せずに最終判断は自己責任でお願いします
「軸推し候補」、「穴推し候補」の中から、個人的に推しで応援したい馬(ファクターやデータを加味した)「がるざ一頭入魂馬」も後ほど発表しますので、応援込みでフォローして頂けると、さらに励みになります
各馬の本質を見抜き、皆さんの馬券検討に何か一つでも参考になれば嬉しいです!
長くなりましたが、最後まで聴いて頂きありがとうございました!
「前哨戦であっても、各馬の思惑は違う!」
それでは今週も楽しい競馬ライフを👋
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